ワーホリに100万円の貯金は不要!所持金30万円で渡航したアラサー女性の経験談

ワーホリに行きたい人

ワーホリに行きたいけど貯金は最低100万円必要と書いてありハードルが高いです。経験者の話が聞きたいです。

準備期間は約半年で80万円くらい貯めましたが、事前の英語学習や航空券代などで残ったのは30万円くらい。

なんだかんだで、スタートはギリギリでしたが最終的には時給23ドルのバイトを掛け持ちして1ヶ月に4000ドルとか稼げるようになってました。

少ない貯金額で渡航しても、どういったワーホリをするかで貯金額を倍にして帰国することは可能です。

2年間のオーストラリアワーホリの経験からワーホリに必要な費用について書いていきます。

ワーホリの目的やプランで貯金額は変わる

いきなり結論を書きますね。

常識を疑い邪道を突き進むワーホリだと初期費用は安くなります。

安全第一で王道を突き進むワーホリだと初期費用が高くなります。

王道ワーホリと邪道ワーホリについて

王道ワーホリのテンプレとかかる費用を以下にてザックリまとめてみます。

交通費や食費など現地で必要な項目は除外

項目 内訳(概算)
ビザの取得・航空券 10万
海外旅行保険(12ヶ月) 20万
語学学校(3ヶ月) 40万
通学中ホームステイ(3ヶ月) 30万
合計 100万円

邪道ワーホリはエージェントを通さず、語学学校も通わず、ホームステイもしません。

ビザを自力で手配し、海外旅行保険も最安プランを探して加入。

現地で仕事が見つかるまで住むホテルの手配や、シェアハウス探しなども自力で行います。

邪道ワーホリにかかる費用

項目 内訳(概算)
航空券 7万円
海外旅行保険(12ヶ月) 9万円
現地のホテル代(2週間分) 5万円
合計 21万円

最低限の費用であれば、50万くらい貯金すれば足りる計算になります。

とはいえ、エージェントも手続きを代行してくれるという利点があるので、個人経営で良心的な価格のところを選べばOKです。

貯金額が少ないワーホリはハードモード

とはいえ、海外だとハプニングも多く、計画通りに進まなかったりします。

所持金がなくなれば帰国となり、ややハードモードです。

その分、英語力、情報収集力・危機察知能力などは爆上げして得られるモノは多い。

ネイティブや英語堪能なヨーロピアンに単体で混じって飲みに行けるくらいの英語力・野望や目的がないと心が折れます。

貯金額が多いとモチベーションが上がらない(らしい)

100万円を貯金してきたルームメイトがいたのですが、「まだ貯金があるから働かなくていいか」という気分になると話してました。

「海外に住んでみたいという理由でワーホリしたけど、目的がないから住む場所と働く場所が海外になっただけ。何したいかわからない」と相談を受けることも…。

後悔のないワーホリができたら成功

どちらにせよメリット・デメリットはあります。

ワーホリしてどうしたいか?はザクっと決めておきましょう。

  • 外国人の恋人を作る
  • 英語を習得して年収アップ
  • 300万貯金して帰国後に起業
  • 各国の友達を作って国際交流
  • 日本の労働に疲れたから毎日サーフィン

目的があると心が折れそうな時、突っ張り棒のように奮い立たせてくれます!

目的の大小は気にしなくてもOK!とりあえずチケット買って現地に渡ったら、何も残らないってこともないです。

行かずに諦めてしまう人が多い中、有言実行しただけでもすごいから。

ワーホリ予算30万円の猶予は2ヶ月

貯金が30万だとゲームオーバーまで2ヶ月くらい持ちます。

並行して着いたらすぐに仕事を探しましょう。運が良ければ1〜2週間くらいで見つかります!

仕事探しに苦戦した時の選択肢

1ヶ月たっても仕事が見つからないなど雲行きが怪しくなったら作戦を変更しましょう。

いくつか猶予延長策があるので紹介してみます。

・家賃が安いファームに移動
・オーペア(ベビーシッター)をする
・優良ジャパレスで働く

家賃が安いファームに移動

ファームは仕事が用意されており、キャラバンパークを選ぶと家賃が安く住むのでオススメです。

オーペア(ベビーシッター)をする

オーペアという衣食住が用意されており、かつエクストラ(お小遣い)がもらえる家で住み込みで働くことができます。

スカイプや電話で面接があるので、英語力があれば比較的ホストは見つかりやすいです。

数は少ないですが、英語に自信がない方は日本人のホストを探しましょう。

優良ジャパレスで働く

ジャパレスでも法定賃金を守っているお店は、ラーメン屋、回転寿司ジョーズなどです。

海外にあるブラック企業「ジャパレス」と呼ばれている、スシトレインや居酒屋系は労働環境も人間関係もやばいので避けましょう。

揉めごと・イジメ・ミスを給料天引き・残業未払いなど危険がいっぱい…。

オーストラリアの給料は週払い

仕事にもよりますが、1週間働いたら、翌週にめでたく給料ゲットです!

違法賃金のバイトだと現金で手渡しされます。

ローカルジョブと呼ばれている規定賃金のバイトだと、毎週金曜日に銀行に振り込まれてました。

毎週振り込まれると、意外と安心感があり、やりくりのストレスもないので、お金が貯めやすくなります。

オーストラリア人が楽しそうな背景には切羽詰まらない生活があるようです。

どっちを選んだとしても、遅かれ早かれしんどいハプニングには直面するので、自力で解決する必要性が出てきます。

ワーホリで稼いで貯金できるかは情報源がカギ

ワーホリ中、稼げた人と出会い、良質な情報を入手できるかで全てが決まります。

最初の渡航先によって、出会えるワーホリのタイプが異なります。

完全に独断と偏見ですが端的にまとめてみました。

ケアンズ:人生の夏休み、サーフィン、パリピ

ゴールドコースト:人生の夏休み、サーフィン、パリピ

シドニー:都会っ子、便利な生活

バイロンベイ:ヒッピー、ロハス、オーガニック

メルボルン:オシャレ、カフェ好き

アデレード:勉強家、真面目

ニューカッスル:流れ着いて住み着いてる、

パース:お金持ち多い、ジャパレス

アリススプリングス:出稼ぎ、冒険家

肌感覚ですが、日本語の情報が少ない地域に集まってくる日本人は、変人率が高く英語力ある(伸ばさざるを得ない)傾向があります。

ワーホリで貯金して稼げるかはほぼ運ゲー

つくづく感じたのは、ワーホリは運ゲーだということです。

わたしはAファームに向かう電車の中で1人の日本人と出会い、その子からもらった情報で稼げるBファームにたどり着けました。

1本乗る電車が違ったら彼女とも出会えていなかったので、コントロール不可ですよね。

悟りを開いたCファームなんかは、船酔いで苦しんでて隣で同じように苦しんでたイスラエル人が教えてくれました…。

とはいえ、1つだけ断言できるのは「常識を疑い邪道を選んだからこそ現れた選択肢」です。

台湾人からの情報は稼げる

出会いに関しては再現性が低いのですが、台湾人や韓国人の情報は稼げます。

特に台湾人は英語よりも何よりも出稼ぎ目的でワーホリしてるので、稼ぐことへの真剣度は比べ物になりません。

ヨーロピアンの情報も良いのですが、地域やオーナーの意向で「外見がアジア人」という理由で差別されることもありました。

そういった経験から、特にオススメなのは台湾人の情報です!

まとめ:ワーホリ貯金してる時間がもったいない

ワーホリ費用を貯金するのは大切です。でも、人生どういうことが起こるかはわかりません。

鉄は熱いうちに打てではないですが、100万円を貯金するのに時間をかけるより、1分1秒でも早くワーホリで渡航する方が手っ取り早いです!

ワーホリビザは、わたしたちが各国で合法的に勉強・旅行・仕事など好きなことができる期限付きの魔法のチケット。

使える資格があるうちに活用していきましょう!