イギリス旅行から帰還しました🇬🇧
ぶっちゃけ前回のEU旅行はしんどくて直接被害を受ける類の差別もあって、イギリスには全く期待してなかったのね。
しかしながら、あまりにもみんな優しくて到着した翌日には「この国に住んでみたい!!!」と騒ぐくらいときめきが止まりませんでした。
ちょうどタクシーのお兄さんが移民ロンドン大好き民だったので、ビザとかどうすれば住めるか根掘り葉掘り詳しく聞いちゃったよ。
島国特有の勤勉さと多様性のバランスが取れているから居心地が良いと感じたのかなと。
感動を忘れないうちにイギリスの魅力をまとめてみました。
contents
イギリスの素敵ポイント
ドッグフレンドリー
今の自分にとって最も重要なのがコチラ!犬好きな奴はみんな友達!!
どこに行ってもかわちいワンちゃんがいるので、存分にモフらせていただきました。
犬同伴で入れる店もたくさんあり、歩道が広くて散歩もしやすそう。
電車で一緒におでかけとかもできちゃうなんて最高すぎる!
英語とか人々の雰囲気がなんか好き
基本お上品で服装もきっちり目なんだけど時折見え隠れる適当さがツボです。
日常的にありがとう、らぶりーを多用するので耳も口も嬉しくなるしシンプルに気持ちが良い。
パディントン駅で1日乗り放題のチケット見せたら、「僕はこのチケットが有効かどうか分からないから、とりあえず乗ってあとで他の人に確認してみて」と言われてびっくり。
要約すると分からん、けどひとまず乗ってOKを周りくどく伝えたわけですね。
そしてオックスフォード駅過ぎたあたりで彼が熟練のおばあちゃんとチケット点検しにきた!
確認しに来るのおそー!笑
ゆるい会話が楽しい
イギリス人はシャイで物静かなイメージがあったんだけどけっこう気さくに話しかけてくる。
個人的に「how are you?」から始まるあいさつが苦手なのですが、イギリスだといきなり「その帽子素敵ね!」「ちょっと聞いていい?どこの国から来たの」具体的なトピックから展開していく会話が多かった。
タクシー、レストラン、デパート至る所でおしゃべりできて楽しかったなぁ。控えめな距離感での絡みがとてもありがたい。
ホスピタリティ神
日本人としては想像もできないんだけど、土曜なのにそこそこ大きめの駅がクローズしておりチケットが買えずうろうろ。
引き返そうか困っていたところ、「大丈夫?どこ行くの?」とご夫婦が電車の乗り方を丁寧に教えてくれた。
どのような丁寧さかというと、オイスターカード(日本でいうSuica)持ってないと答えたら、このマークついてるクレジットカードも使えるよって財布からわざわざ取り出して見せてくれる親切ぶり。
出だしから優しさ成分しかなくて感動したんだけど、レストランで道を聞いた時もわざわざ店の外まで出て道順を教えてくれるなどとにかく優しい。
眼福ファッション
ギャルから年配のおばあちゃまからおじいちゃま年代問わずおしゃれな人が多かった!
特にハロッズやリバティなど老舗高級デパートが立ち並ぶあるMayfairエリアは全身シャネルのツイードとかハイソ系から花柄ワンピースでクラシック、CamdenエリアはNANAみたいな革ジャンバンド系から過激なパンク系などパンチが効いており幅広いファッションが見れた。
おしゃれをこよなく愛する民がたくさんいて、流行より自分に似合うアイテムを突き詰めてる感じがしたな。
俗にいう量産型(海外の方)※はあまりいなかった気がする。
※ヒアルロン酸ぶるんぶるんの頬と唇・跳ね上げアイライン・ふぁさふぁさ眉毛・つまりカイリージェンナーぽいメイク
安心しておしゃれや買い物ができる
旅情報を見ていると海外は危ないから現地に合わせた服を着ようとか、高価な物は身につけないようにといった文言を目にします。
移動手段・滞在エリア・宿泊するホテルにもよるので判断が難しいところですが、ロンドンに関しては、素敵な場所なのでおしゃれしないのはもったいないし逆に浮くのかなと。
イギリスの経済は順調で東南アジアのようにタクシーでぼられたり変な工場に連れて行かれる可能性は低いはず。
そして買い物については、商品の品揃えが素晴らしすぎてアドレナリン大放出を通り越しもはや吐きそうになりました。
ドバイモールも入手困難な品や色の展開が豊富だったけど非じゃない。特に宝石類。数カラットの騒ぎじゃないのよ、、、。
間違ってどっかのジュエリー展に紛れ込んだのかなってレベル。
ハイブランドの紙袋持ったまま安心して買い物したり帰宅できる国は限られています。
安全面から紙袋だけ変えたり、ホテルの部屋まで届けないとダメな国もある。その点ハロッズ近辺は大丈夫そう。
もちろん気は引き締めるに越したことはありません!
映えの元祖、文化が違うのになんだか懐かしい
どこをどう切り取っても映える。
お城は天井から壁だけでなくインテリアの細部、椅子の脚に至るまで贅が尽くされてます。
献上品なので当たり前なんだけど、上部だけの取り繕った映えばかり見過ぎてしまった現代人としては圧倒的なホンモノの美でした。
古来から東洋とも交わっているのでデザインに親しみを覚える物もけっこうあった!
歴史的な観光地や建造物は目的地に移動するまで統一感がなかったりするけど、駅からすでに趣があります。
余談ですが色味もイエベ秋にしっくりハマるのでわい大歓喜。ハロッズはダークグリーン、リバティはロイヤルパープル。ロゴもゴールドなので紙袋も自然と馴染む〜。
多様性のバランス感◎移民が消耗していない
デリケートな部分であまり触れられていないけどすごく大事。
移民のメンタルが安定しているかどうかでアジア人に対する差別の度合いが変わってきます。
正直、日本人は全面に出したりしないけど、一定の人種に対して冷たい国も少なくありません。
無意識かもしれないけど嫌悪感を隠さない。無意識だからこそしんどい。
そうやってヘイトが溜まりまくるとアジア人が八つ当たりの標的になりやすいんです。厳密に言うと小柄で弱そうに見える女性の若いアジア人。
ホワイトトラッシュからも標的にされやすいので注意が必要。アメリカ行ったことないけど前情報からすでに怖い
なんだけど、イギリスは移民も生粋のブリティッシュであろうが活き活き働いているし、アジアンにも丁寧に接してくれる。
それが表面上だけであっても優しさが伝搬しているので良い空気感が漂っていた。
移民が暴れているような地域だと一定の人種を見て見ぬふりというか視界にすら入れない。これを毎日やられ続けたら誰だって辛い。
人種差別する人たちというのは決まって目の奥が暗くて怖いのですが、イギリスでは全く身の危険を感じませんでした。
わりとマジでイギリス住みたい
あくまで観光客視点ですが空気感だけはどう取り繕ってもごまかせないので重要な判断基準です。
ブレグジットについて話したりしたけど、若い人でも意見をしっかり持っていて、脳みそがバターばりにとろけている自分が恥ずかしくなりました。
取り急ぎ概要だけまとめようとしたら意外と長くなってしまった!
たった5日間しか滞在できなかったので次はゆっくりリベンジしたいところ。
忘れないうちに旅の記録もアップしなければ