海外旅行とは無縁の貧乏OLでしたが、25歳から日本を飛び出してオーストラリアに2年ほど住みました。
その後、東南アジアを中心に2年間のノマド生活を経てタイに移住して3年目になります。
合計7年海外で過ごしていますが、詐欺やスリなど海外あるあるの犯罪に巻き込まれた経験は一切ありません。
わたしが犯罪に巻き込まれないよう、普段から気をつけている点をまとめました。
海外生活でアラサー女子が心がけているトラブル対策
多額の現金は持ち歩かないといった基本的な対策は割愛しています。
実際に人災のリスクの方がべらぼうに高いため、そちらに焦点を当てています。
親切な日本人に注意
経験上、現地に長く住んでいる日本人が1番怖い。
警戒レベルMAX。
良心のないビジネスをしていたり、それに携わっている人は避けるべき。
そう言った人たちの特徴としては、以下が挙げられます。
・現地に長く住んでいるわりに語学力が低い
・ビジネスで心が消耗しているが自覚なし
・ローカルに対してリスペクトがない
・有名人や権力者のコネを示唆する
・すごそうに話すけど内容が薄い
海外に長く住んでいるとか、ビジネスやってると言われるとすごそうに感じてしまいませんか?
しかし肩書きが何であれ、人となりを見極めていきましょう。
わたしはやりたくないけどお金のためにビジネスをしてる経営者は特に信用しません。
ビジネスの分野にもよりますが、羽振が良さげであっても内心は焦っている人も多いです。
トラブルに巻き込まれないよう、負のオーラを感じる人たちには近づかないようにしています。
日本語がやたら上手い現地人は警戒
ベトナムへ行った際、知人がやたら日本語の上手いローカルに話しかけられ、後ほどぼったくり価格のツアーに連れていかれそうになった。
プーケットでは、親切にしてくれたタクシー運転手を信用して帰りも依頼したら、謎のショッピングモールへ連れて行かれた。
出会った時点から計画が始まってると頭の片隅に置いて対応した方がいいです。
基本的に人を人と思ってない人は悪気なく騙すし、外国人は現地人に何されても泣き寝入りが主なので念には念をいれて警戒するしかない。
人を疑うのはよくないけど、防犯意識が高いとポジティブに考えましょう。
服装は現地に合わせる
バンコクでは日本人が多いエリアがあり、THE日本人と言える服装の人が散見されます。
正直カモネギ感しかない。
服は価値観が反映されやすく、誰もが簡単に受け取れる情報です。
ヨーロピアンはアジアンに比べて体格がしっかりしているため、女性でも強そうな雰囲気がある。でも、アジアン女性はやや異なってくるんですよね、、、。
オーストラリアでは、常にTシャツとデニム。もしくはTシャツレギンスでうろついてました。
あと海外の病院と銀行に行く時は、最もボロボロな服を着ていきます。
「こいつ貧乏そう」と相手に思われる服の方がいいです。デメリット&リスクの方が高い。
この前銀行に全身ハイブランドの外国人がいたんですが、手数料が高い商品をお勧めされてました。
英語が通じるとは言え、外国人の客となればカモネギ候補でしかないのです。
常に安全に課金する
旅初心者の頃は、貧乏バックパッカーだったので、男女混合ドミトリーに泊まることもありました。
でも、ある程度の年齢になったので、安全が確保されない旅はしないことにしています。
治安の良い場所を事前に調べます。
土地勘がない方は、主要国の大使館があるエリアもしくは外資系高級ホテルが集まってるエリアを選びましょう。
移動はタクシーか電車、ホテルは駅直結が好ましいです。
というのも、もし駅から遠いホテルに泊まってなおかつランクが高めだとボラれる確率が上がるから。
ホテルから目的地へ行く時はいいんです、受付の人に呼んでもらえるから。
しかし、帰りもタクシーが必要になると流しかgrab(配車アプリ)を使う必要がありますよね?
わたしは帰りは迷わずgrabの「プレミア」を使っています。
ドライバーの質が高いので安全運転ですし、変な人に遭遇しません。
それを見越すとホテルに泊まる旅行者であれ、コンドミニアムに住む移住者であれ女性の単身者なら駅直結がベスト。
どのランクのホテルやコンドミニアムであっても必ず鍵をかけましょう。
知らない人が泥酔して部屋に間違えて入ってきたという話も聞いたりします。
また、エレベーターは1人で乗る方が安全です。
もし、同乗者がいる場合はどんな人であれ警戒してください。
夜8時までに家に帰る
1人で遊びに行く時は日が沈むまでに家に帰るようにしています。
暗くなってしまったら、なるべく人通りが多い場所を選んだり、カートで帰るなど単独行動は控えると良いでしょう。
タイではバイクタクシーという手もありますが、ぼられたり、事故の危険性は上がるので使わない方が安全です。
渋滞がひどいとごく稀に使っちゃうけど😇
交友関係を広げすぎない
わたしは本当に信頼できる人たちだけと付き合うようにしています。
海外移住者はまだ少なくて、日本へ帰ってしまう人がほとんどなので、表面的な付き合いではなく日本でまた会いたいくらい好きな人としか交流しません。
人を見る目を養い続けて、違和感を感じたらすぐ距離を取る。
しかしながら、こちらの方法だと交友関係を狭めてしまうデメリットもあります。しかも社会との繋がりが薄くなるため、海外で孤独死するリスクも高まります。
でも、それは日本で暮らしていても同じこと。なので、SNSを活用しています。3日に1回は家族にライン。たまにブログを書いたりツイートして生存報告することもあります。
ブログ好きなので、1年くらい何も発信しなくなったら孤独死したと思ってください、、、
何はともあれトラブルに巻き込まれないに越したことはありません。自分の身は自分で守りつつ海外生活を満喫してくださいね!