ポジションを取る意味がわからない人は必見!ニュースからポジショントークを学ぶポイント

SNSを頑張ってる人

情報収集していると、いろんな人がいろんなこと言ってるので、惑わされて困ってしまいます。

ポジショントークなにそれ美味しいの状態だったゆっきーです。

例えを1つ挙げてみますと、

毎日更新はした方がいい!まずは数を打て!と主張している人がいる一方で、毎日更新はしても無意味!数打たずに記事の質をあげるべき!

といったやつですね。

とはいえ、3ヶ月前からTwitterを本格的に運用し、研究していたらフォロワーさん約7,000人くらい増やすことができました。

その経験から、ニュースからポジショントークを見極めるポイントについて解説していきたいと思います。

タブー系ニュースのコメントはポジショントークの参考になる

わたしは、普段からテレビもニュースも見ないため、情報収集の手段として活用することはほとんどありません。

ネガティブな情報が一方通行に垂れ流されてきて、げんなりすることが多いからです。

ですが、情報発信をするにあたり、ポジションどりの椅子取りゲームを勝ち抜いている、芸能人のコメントは勉強になることだらけ。

「取りたいポジションがどこにあるか?」に注目しつつ、チェックするようにしています。

正解はスグには出ませんが、年月が経ち、すんなりと溶け込んでいた場合は、ポジション取りに成功したと言えるでしょう。

こういったポジションを確立するには、こういった発言をすればいいのかな?という、考え方の筋が掴めればOKです。

事例は「お笑い芸人の闇営業」

今なら流れを追いやすい、タイムリーなニュース「お笑い芸人の闇営業」を事例にしてみます。

吉本興業などに所属するお笑い芸人が反社会的勢力が主催するパーティーに出席し、同社などを通さない「闇営業」で金銭を受け取っていた問題。

今後の対応の協議などに追われた。テレビ各局も出演番組を急きょ差し替えるなど影響が広がった。

外部リンク:日経ニュース

この件で、雨上がり決死隊の宮迫博之さんを筆頭に、その他芸人13人が事務所を通さないことで謹慎処分となり、カラテカの入江さんは事務所を解雇されました。

それに伴い、関係者たちがコメントを出しているのですが、秀逸すぎるポジショーントークが勉強になります。

自分のキャラに合わせたコメントを出しているで必見です。

関係者のコメント一覧

コメントをいくつかピックアップしてみます。

陣内さん(後輩)

↑仕事を振ってくれるは先輩だから、上司に忠誠を誓うパターン。

先輩に気に入られる後輩ポジションを狙っているので、一般人からの好感は無視しているため、社会に対する配慮が圧倒的に欠けています。

ナイティナイン岡村さん(先輩)

「宮迫さんなんて、だいぶ泥水すすってきて、遠回り遠回りして今の所まで来た人」

「遠回りしましたけど、しっかり仕事あるじゃないですか。そんな人がこんなところに行かなくても全然良かった。でも行ってまうねん。ほんまに腹立つわ! こんなところにいかんでもええのに……。相方がかわいそうやん」

↑めちゃくちゃ良い人。本人の行為にだけ、激おこ。しかも相方をいたわる。

ロンドンブーツ田村淳さん(相方)

↑相方のコメントの出し方でコンビの解散も問われかねない、1番難しい立場です。

なので、淳さんはコンビの存続させるための発言しています。

相方をこってり怒る、そして、世間の皆「様」と真っ先に配慮しつつ、最後に「正直者」だから騙されるとカバーしています。

あいつを許してあげてほしいという思いを「許して」という言葉を使わずに伝えているのです、、、

すごく練りに練られた文章で、エモと冷静のバランスとか構成にライターとして震えました。

めちゃくちゃ参考になる文章でもあります。

デーブ・スペクターさん(第三者)

↑そもそも論として、問題が起こる根本の原因とか、日本の風潮についても言及してくれてスカッとしました。

これをアメリカ出身の視点で自身のポジションを確立しつつ、最後に本質を突いてます。

先輩も後輩も尻ぬぐいさせられてる感に気づかせてもらえたのと、今後も色んな問題を解決してくれそう!という印象になりました。

上記の流れから、どうして陣内さんはTwitterで発信したのか?

拡散性が高いTwitterで炎上をあえて狙った?といった思惑がありそうですよね。

真意はわかりませんが、そういった動向をチェックするのは、ポジションを確立する上でかなり役立ちます。

近藤春菜さんのコメントが神

会社を通してもいろいろあるんですけど、正規のルートで認めてくれた、自分のお笑いを認めてくれた人に対して、私は笑いを提供して欲しかった。

こそこそ行って、盛り上がるから喜ぶから、裏でこそこそして笑いを届けるのは、やっぱり気持ちよくないですから。

ここまで(騒動が)大きくなったし、謹慎された皆さんだけじゃなくて、芸人はいま一度見つめ直して、そういう機会だな、と思います

全文は以下で読めます

外部リンク:日刊スポーツ

春菜さんの先輩にも敬意を持ちつつ、社会への配慮、お笑い界への愛の3拍子がそろった、誰も敵に回さない発言はスゴイと感動しました。

悪かったことは悪いというけど、誰も叩いてないですよね。

ですが、自身のお笑いに対する価値観も、キッチリと伝えています。

尊敬というか神すぎる。言葉の選び方1つにしても、優しい表現をつかっているので、逆に反省したくなる。静かに叱責されるとズーンと心に響きます、、、

誰が言うか?どの立場か?で変わる伝え方

関係者の方々は尻ぬぐいのコメントしつつ、貶めたり否定したりしていないのがすごいです。

先輩たちはわりと言葉選ばず本人を叱ったり、激おこだったりしててます。

自身はライターをしてみてわかりましたが、

権威性のある人物が圧倒的に上からの立場で何か伝えるより、権威性のない人物が下の立場から理解を得るために発言する方が圧倒的に難しいです。

なので、相方や後輩は先輩以上にめちゃくちゃ考え抜いてる印象を受けます。

キャラ作りも突き詰めればキャラじゃなくなる

みなさんもスタートは「キャラ作り」だったかもしれません。

しかし、もはや、作っていたキャラだとしても、本当の人格になるレベルで染み付いてるはずです。

本人の雰囲気や性格に合っていないと、途中でボロが出たり、違和感も出ます。

発言だけじゃなく、表情、ファッション、写真、人海戦術、目に見えない部分での行動も含め、ありとあらゆる手を尽くしても、発言が切り取られるのは一瞬だからです。

そう考えると、カバン持ちから成功した方々の理由も見えてきますよね。

ほんの一握りしか成功できない世界を勝ち抜いてるプロたちから、ポジション取りを学ぶことで、新しい視点が見つかるのではないでしょうか。

まとめ:ニュースからポジショントークを見極めよう

他にも気になるのは、ニュースもまた、ポジションを取りにいっています。

G20という大きな会議が日本で開催されているのに、このようなニュースが流れているのか?という点も忘れてはいけないです。

日本の将来や世界情勢を左右する会議よりも、目玉ニュースがゴシップというのも、違和感しか拭えません。

そういった視点を持つことでも、情報発信に「独自の観点」も徐々に盛り込まれてきます。

日常の些細な、なぜ?どうして?を大切にして、一歩進んだ捉え方も身につけていきましょう!