【2023年最新版】後悔しないための事前準備も!オースレンからガイランゲルフィヨルドの行き方【往復フェリー】

現在ノルウェーのオースレンに滞在しています。

オースレンはユネスコに登録されているガイランゲルフィヨルドツアーへの出発地です。

このフィヨルドへ行く主な方法は3通りあります。

①nutshellの割高なツアー(フェリー+バス)
②路線バスとフェリーを乗り継ぐ自力旅
③オースレン⇔ガイランゲル往復フェリー

本記事では③を紹介していきます。

ノルウェーはおろか初めて北欧を訪れましたが、こちらのルートは限られた時間でガイランゲルフィヨルドを堪能できたので大満足!

ガイランゲルフィヨルドは日本とは違った趣の大自然で言葉では表せないほど素晴らしい。

当記事を見つけてくれたみなさんは快適に堪能して欲しいので、服装&フェリーの過ごし方この2点についても解説しています。

それではいってみましょうー!

ガイランゲルフィヨルドの行き方(オスロからオースレン経由)

わたしはオースレンに5日ほどホテルをとり、3日目に日帰りでガイランゲルフィヨルドを見に行きました。

移動は速さ重視、目的はガイランゲルフィヨルド観光のみに絞っています。

オスロからオースレン:飛行機
オースレンからガイランゲルフィヨルド:フェリー

訪問時期は7月中旬ベストシーズンにあたります。

オースレン⇔ガイランゲル間を往復しているフェリーについて

ガイランゲルクルーズには売店(軽食&飲物)、トイレ完備です。膝掛け(枚数に制限あり)と音声案内もありました。

最新情報は以下の公式サイトから確認してくださいね

https://www.geirangerfjord.no/fjord-cruise-alesund-geiranger

時刻表

※ストランダは港に近づくだけで船からは降りません。遠巻きに眺めるだけ。

チケットの値段

片道830NOK。往復1660NOK。

価格はオンライン・オフライン予約でも同じです。

定番ルートの価格と比較すると、オースレン⇔ガイランゲルツアーより安いです。

往復で考えるとバス電車を乗り継ぎより安いと思われます。

①nutshellツアー:約4,400NOK
②バスなど自力旅:多く見積もって2,000NOK
③ガイランゲルフェリー:1660NOK

円安こわいから円換算はしない方針でいく💸

所要時間

およそ3時間です。見所ではスピードを落としてゆっくり進んでくれます。

時刻は時期により固定です。

8:30-11:30:オースレン→ガイランゲル

14:30-17:30:ガイランゲル→オースレン

体力的にバスや電車に長時間乗るのが厳しい方や、小さな子供がいる方にも適しているでしょう。

拘束時間も他のルートと比べて長くないので、旅のスケジュールが立てやすかったです。

オースレンの飲食店は21:00に閉まってしまう所も多く、17:30到着なら夕飯も間に合います。

120%ガイランゲルフィヨルドを堪能するポイント

事前に伝えておきたいことが2点あります。

フィヨルドをフェリーで観光するにあたり、攻略の鍵は服装と船上での過ごし方にあると言っても過言ではありません!

詳しく解説していきます。

フィヨルド服装について

正直、気温を把握していてもフィヨルドは日本にない地形なので服装選びが難しかったです。

わたしが訪れたのはベストシーズンの7月、平均気温は14度でわりと活動しやすそうな雰囲気。

しかし予想よりだいぶ肌寒いではないか!

フィヨルドに雲がぶつかっていて、日向と日陰での気温差が激しく船上は風が強い。

屋内席も後方にドアがなくて風が吹き込んできてました。

伝わってほしい吹きっさらし感

体感温度は人それぞれなので、正解もなく悩むところです、、、。かといってあれこれ持ってくると嵩張るし移動も大変。

持ち物は厳選してきたけれど、寒すぎて途中で防寒着を買い足しました。

よって服装は調節しやすい重ね着+防寒小物を持っていく事をオススメします。

ガイランゲルフィヨルドの服装具体例(7月来訪時)

【参考画像】当日の服装

・半袖
・トレーナー
・フリース
・ウインドブレーカー

足元はエアリズムのレギンスと足首まで隠れる厚手の靴下でギリ大丈夫でした。

サングラスは必須。眩しさと日焼けで乾燥する

【参考画像】理想の服装

もしまたフィヨルド行けるならこの装備で固めます。

・半袖
・フード付き裏起毛パーカー(あればジップ付きの方が良い)
・軽くて温かいダウンコート
・厚手のズボン

ヒートテックは着ずに、大判のストールと共に手持ちバックに入れていきます。

風が冷たくて頭耳首が痛くなったので、パーカーやダウンコートはフードがついてるものがいいです。それかニット帽など頭部から首にかけて保護できればOK。

大判のストールは膝掛けやマフラーの代わりにもなります。

膝掛けも用意されていますが、枚数に限りがあり確保できる保証がありません。

街のお土産屋さんで防寒着は買えるので心配しすぎなくても良いんだけど、割高になります。

そしてユニクロ品質を知っている日本人からすると何とも言えない気持ちに、、、。

ちょっとしたタイミングで日本製品の素晴らしさを実感する。

ライトダウンはマジで神!

ちなみにスカートは強風で捲れるので避けましょう😇

フィヨルド用の服装で悩んでいる方の参考になれば幸いです。

フェリーでの過ごし方:往路は省エネ、復路でスパーク

リアルなレポを交えつつお伝えします。

とにかく往路は体力を温存してください!!

往路は8:30出発なので日差しが弱くとにかく寒い。

身体の強いヨーロピアンたちも屋外席でひざ掛けを使いながらガタガタ震えてたので驚異の寒さ。

自分の写真を見返したらもはや黒い口紅でも塗ったのか?ってくらい唇が紫だったよね😇

逆に復路は天国です。

14:30出発なので室内は日差しが暑いくらいなんだけど、屋外席は日差しと風の冷たさがちょうどよく2時間くらいぼーっとフィヨルド眺めてられた。

船内の様子は復路では爆睡してる乗客が多かったです。朝早くて疲れるのもあるし、ポカポカしてて適度に揺れるからすごく眠くなる。

ガイランゲルフィヨルドまとめ

簡潔にまとめたつもりですが長くなってしまいました。

服装&フェリーの過ごし方この2つを攻略すれば快適にガイランゲルフィヨルドを楽しめます。

写真は少なめには理由があり、ネタバレするのが申し訳ないくらいの絶景だから。

見たい方もいるかもだから、一応ホームビデオも用意してるから待ってておくれ〜

性格的に観光地に全く興味がわかず、これまで13ヵ国旅しましたが死ぬまでに1ヶ所しか行けないとしたら、わたしはガイランゲルフィヨルドを選びます。

言葉では説明しきれないけど、その目で見ると細胞レベルで凄さが分かるんだよね。人間がちっぽけに感じる自然の壮大さ。

だから行くしかないみたいな。

今のところそう思えた場所は、フィヨルドとオーストラリアのウルル(エアーズロック)だけ。

決して気軽に何度も行ける場所ではないので、当記事が後悔のない旅の手助けになれば嬉しいです。

【余談】海外ツアーにトラブルはつきもの

こちらは本編とは無関係なので読み飛ばしてOKです。

結論から言うとツアーバスに置いていかれて別ルートの存在に気づいたという話になります\(^o^)/

ガイランゲルフィヨルドの日本語情報は少なく、ブログや観光案内所ではnutshellのガラゲンフィヨルドツアーが紹介されています。

ガイランゲルまでフェリーで行き、バスに乗り換えてアンダルスネスを巡り、オースレンに戻るルートです。

ちなみにオスロ行きの電車や夜行バスに乗る人はアンダルスネス行きもあります。

わたしも上記のnutshellでフェリーとバスのチケットを予約していたのですが、ガイランゲルでバスに置いていかれる事件発生。

2分前に集合場所に行ったけどバスはどこにもおらず、カスタマーサポートに電話したけど切られ
た。

バスに置いていかれるとも知らず、ガイランゲル港にあるレストランでワイン飲んで調子に乗っている図

完全に怪我の功名だけど、往路より復路の方がガイランゲルフィヨルドをめいっぱい楽しめました!!!

日本語情報が少ない場所は英語でググってみてください。