タイで卵子凍結① Female Fertility checkについて

タイ(バンコク)で卵子凍結シリーズ第1弾です。

卵子凍結する前に、夫婦で生殖能力があるかどうか調べることにしました。

選んだのはGoogleで口コミも良く、即レスで施設も新しいBangkok Central Clinic IVF。コンラッドホテル内にあって病院感ゼロ。高級ラウンジみたいで神です。

こちらまた別記事で詳しく書きますね。

クリニックは親切で事前にLINEで教えてくれたのですが、わたしに前提知識がなかったため受診まで辿りくつくまで1ヶ月かかってしまった、、、。

ちゃんと知っていたら予約から受診までもっとスムーズにできたはず\(^o^)/

わたしみたいに後悔しないためにも参考にしてみてください。

Female Fertility checkについて

日本だとブライダルチェックにあたるものです。かなーりまろやかな言い回しにしてるけど、英語だと表現が直球ですね。

予約したクリニックでは、生理中に経膣超音波検査を行い、子宮と両側の卵巣をチェックします。

検査できるタイミングは生理1日目のみ。タイミングを合わせて予約してくださいとのことでした。

わたしはLINEで問い合わせてから翌月の生理まで待ち、始まったタイミングで再度予約の連絡をしました。

しかし、その日は既に予約がいっぱいらしく、翌日に受診することに。

必ずしも生理1日目じゃなきゃ出来ないって訳では無さそうです。あやふやな国タイ。

価格はキャンペーン価格で1,100THBでした。

Sperm Analysisについて

男性の場合、射精してから4〜5日空けた状態の精子を検査します。

それにしても英語だと直球だよね。(2回目)

けど、分かりにくい点もあって、LINEの説明文はこういった内容でした。

Recommend 4-5 days gap absence before sperm collection date at our clinic.

文章からして、射精して4-5日くらい間隔を空ければいつでもOKくらいの認識だったんだよね。

そして1週間くらい空けて予約しようとしたらダメだった。

前回の射精から7日以上空いてしまうと、レポートには大量の死んだ精子が含まれちゃうらしい。

せっかく生まれても4日くらいで死んじゃうのか、、、。

という訳で、パッと思いつきで検査しようとしてもタイミングを合わせないと無理なので、事前に段取りすることをおすすめします。

検査の流れ

コンサル

まず最初に医師によりコンサルを受けました。

LINEでやりとりしていた内容が共有されておらず、卵子凍結=深刻な状態だと思っていた先生と、将来のために温存しようと考えているわたしたちの意向をすり合わせ。

ブライダルチェックをしてから、卵子もしくは胚凍結するか決めるという話を伝えました。

子宮内の超音波検査

話し合いがまとまったので、子宮内の超音波検査を行っていきます。

生理中ですが産婦人科にある検査用のズボン(お股に穴の空いてるやつ)を履いて診察します。血が垂れそうなのでヨチヨチ歩きで診察台へ向かうも、誰も気にしないのがこれまたシュール。

超音波で卵胞の個数を数え、状態も観察していきます。卵巣をチェックしながら先生がタイ語で「おー!これはいいね!」と満面の笑みでナースと話していた。

そう、わたしにもちゃんと卵子があったのです。モニター越しで確認できた時、とにかく安堵した。

心の底に沈んでた悩みは想像以上に大きかったみたい。

もうかれこれ10年以上、子宮頸がん検査で定期検査が必要な状態が続いてて、病気だから仕方ないんだけど、生殖機能に欠陥があるって言われてるような気がしてた。

自分を欠陥品のように感じていたんだと思う。心のどこかで問題ないって太鼓判を押してもらいたかったんだ。

再びコンサル

検査結果を元に、先生から3つの選択を提示された。

①卵子凍結
②胚凍結
③自然妊娠

卵子凍結と胚凍結だと劣化率が低く、胚凍結の方が着床率も高いそう。

しかし先生としては自然妊娠を押したい様子だった。超音波検査の結果を見て緊急性を感じなかったのかもしれない。

ドクターが自然妊娠(タイミング法)や排卵日チェッカーの使い方も渾身丁寧に教えてくれて優しかったです。しっかり時間をとって話を聞いてくれたのも好印象。

ニコニコしててずっと笑顔だし、この病院にして大正解だった。

そのあと、担当者から卵子凍結の手順について詳しい説明を受けました。こちらは割愛しますが、排卵周期はホルモン注射打ったり、採卵日は全身麻酔とかなりハードな工程が待ち受けています、、、。

胚凍結の費用は350,000THBくらいです。いくつ胚を凍結するかによっても価格が変わってきます。

金額に関しては事前に確認して想定していましたが、自分で毎日注射を打つ(もしくはパートナーに頼む)など想像以上に負担が大きい。

この話は一旦持ち帰って旦那と話し合うことに。

次回に続きます。