タイ移住をわずか1年で実現した家主と茶をしばいたらまさかの共通点が発覚した話

ずっと話してみたかった香港人の元家主さんとMeetupしてきた。

結果として収穫だらけだったのだけど、家主さんと話したかった理由はいくつかある。

まず一つ目は、香港人からは学ぶべき事が多い。政府が信用できず某国からジワジワと脅かされる日本の現状と重なる。

だけど、日本人よりもお金や住処に対する考え方が遥かにシビア。

元カレの内2人は香港人というくらい香港人とは考え方が合うんですけど、常に国が政治的な危機に瀕しているので大学生でも金融リテラシーが高かった。

将来設計する上で、海外どこかしらで永住権を取得するのが常識みたいなとこがある。

お金を稼ぎたいというハングリー精神を兼ね揃え、英語、広東語、中国語も操れるとか、スペックがデフォで強いんだよね。

二つ目は審美眼と人間性への興味。

わたしが住んでいるエリアは民度が高い人が集まっていると思う。

近隣には名門のインターナショナルスクールがあり、治安や雰囲気がすこぶる良く、非常に住みやすい。

スティーブ・ジョブズを尊敬してそうな外見で、クリプト愛好家っぽかったり、ルーティン通り行動してるヨーロピアンやアジアンが大量にいる。

ちなみに日本人も少なく、夜遊び系おぢたちはまず寄りつかない土地柄なので、静かに平和に暮らしたい民には最高の環境。

今ではすっかり人気が出て人も増え続けてるけど、このエリアは大掛かりに宣伝されておらず、知る人ぞ知る海外歴もある程度あり玄人しか辿り着かない場所。

外国人でこの物件を選べる審美眼を持つオーナーは面白い人だと予想がつく。

しかも、物件を買った理由はリタイアしたら住むためで、わずか1年足らずで本当に来タイ達成してしまったから驚きだ。

リタイアするまでに何年か要するだろうと家も更新するつもり満々だったので、慌てて次の引越し先を探した。

大体、タイへの短期旅行ですら行く行く詐欺で来ない人だらけなのに、この短期間で有言実行するなんてタダ者ではない。

しかもタイで退去する際は、何やかんや理由をつけてdeposit(敷金礼金的なもの)を全額返金してもらえないんだけど、この家主さんからは快く全額戻ってきた。

良い人すぎないか???

前情報としては、上記のいきさつと香港人であるということ。年齢も知らないけど、メールでやりとりしてると聡明さと誠実な雰囲気が伝わってきていた。

英語の言い回しが簡潔で丁寧な人は頭の回転が速く仕事できる説、これはあながち間違いないと思います。

話して印象に残ったトピックは、次の移住先として安全な国はどこか?

表向き日本と仲良くしていても、タイは中国寄りの国だから仮に戦争が起きたら日本人は追い出されるかビザ剥奪される可能性もなくはない。

資産も同じ国に集中させず、タイ以外に分散した方が良いとも言っていた。

安全な移住先と資金の置き場所に関しては、旦那氏とちょくちょく検討会してるけど、もう少し早めに動こうと反省し直す良い機会となった。

また、台湾有事が起きた原因と実情も興味深く、それを理解するためには中国の歴史と台湾の成り立ちを紐解かないといけない。ようやく全容が掴めてスッキリ。

この話をしてる時も、家主さんは始終ニュートラルな姿勢を貫いていたのですが、場をわきまえ理性的に行動できる人なのだなと感心した。思うことは色々あるだろうに、、、。

あと、家主さんからタイで暮らす上でのkey learningは何?と聞かれてすごく言葉に詰まった。

日本語で考えたことがないから、英語ではもちろん出てこない。しかも旦那氏が「僕はローカルと関わりがあまりないので彼女の方が詳しい」とわたしにキラーパスかましてきたではないか!

とはいえ、鋭い質問にはなるべく自分なりに誠実に答えを返したい。

わたしは「タイの文化や慣習をしっかり調べてリスペクトしつつ、自分が気に入ったものや活かせそうなら取り入れてみる。積極的にローカルと関わることでしか見えてこない面がたくさんあるから、タイ語で話すの大事!」

なんとも薄っぺらいことしか言えなかった。それを旦那氏が訳してくれたけど伝えたいニュアンスとは微妙に異なっており、歯痒さを感じた。

これは努力しないと同じ課題に直面してしまうので、英語スキルを上げないといけないなぁ。

しかも衝撃だったのが、先日ナンパした姉御と家主さんまさかの同部署で働く元同僚だった、、、。

外資系企業でRegionも違うのに確率えぐすぎー!笑

人生のフェーズが変わると、新たに出会う人たちの質もガラッと変化する。

なんか身近な人間関係で珍しく傷ついてたんだけど、こんなに素晴らしい出会いをもらえたことで、前向きになれた。

グローバルな友だちと話す時、自分の言葉でしっくりくる伝え方できるよう英語もちょっとずつ頑張る!!