タイで新居探しする度に思い出す本当にあった怖い話

在タイ3年半ですが4回ほど引っ越しを経験しています。

ノマドでタイを行き来していた時はAirbnbで中心地からローカルなエリアに住んだりしてました。

その時にAirbnbでバンコクのリッツカールトンレジデンスが出てたので滞在してみたのね。

最初は猫足のバスタブ、アイランドキッチン、ふっかふかのどでかいソファーに大興奮!

眠れないくらいテンション爆上げだったんだけど、翌日から得体の知れない恐怖体験で震えが止まらなくなった。

ベットが広くてよく眠れず早めに起床してしまい、近くのDEAN&DELUCAでお優雅に朝食を済ませることに。

そのまま部屋に戻ろうとしたら、エレベータキーが使えない。何度トライしても使えない。フロントに相談しても使えない。従業員も首を傾げるばかり・・・。

1時間くらい待ったかな?そうこうしてるうちに、大柄のヨーロピアンおぢ(レジデンスのマネージャー)が降臨し、「とにかくYOUたちを部屋に入れることはできない」と言われた。

理由として彼はAirbnbホストとやりとしたメッセージのスクショを見せてきて、水戸黄門の印籠を掲げるがごとく「これまなぶ?お前のTwitterだよな」って絶対に読めないであろう日本語のアカウントも知っていたんです、、、。

Airbnbのアプリ内でしかやりとしてないメッセージ内容を、レジデンスのマネージャが全て把握してるのなんで!?

え、Twitterも知ってるのなんで!??

そして、カフェに緊急招集されたもいまさこを100倍厳格にした家主さん、気弱そうな補助の青年、旦那氏(当時はまだ彼氏だった)、わい。

もたいまさこ「どうしてこんな連絡がきたのか?」

旦那氏「分からないけどメッセンジャーをハッキングされたかもしれない。マネージャーはメッセージのスクショを持っていたし、俺のSNSも知ってた」

気弱そうな青年「それってやばくない!?」

あーだこーだこの話し合いは昼から夕方まで及び、荷物を回収できたのは日も暮れた夜になってからでした。

タイは一応Airbnb違法なので善悪に関してはひとまず置いておくとして。

とにかく、この場では誰も何もしてなくて、我々が知らないところで全ての情報が筒抜けになっている状態が恐怖でしかなかった。

我々の個人情報も特定されていて震えたよね、、、。

後々判明した事実としては、このリッツ事件の顛末は我々が会ったこともない第三者が報告したらしい。

そして、各方位の協力がありその人物もこっそーり把握しております。面識すらない知らない人で何かの成功者ぽかった。とりあえずなんか気に食わなかったらしい。

日本の同調圧力とか他人を相互監視する環境が苦手で海外へ移ったのに、まさかタイに住む日本人に通報されるとは何が起こるか分かったもんんじゃない。

その時もツイッターでリアタイ報告もしてなかったから、どこで誰が見てるか分からないし得体の知れない恐怖を感じたりもした。自分は今どこで誰といて何をしてるかリアタイで発信したくない性格なので必ず時差がある。

それから反省した我々が定住先を決めた矢先、数ヶ月も経たないうちコロナが大流行して引っ越しすら困難な状況が訪れた。ある意味運が良かったのかしら。

ちなみにバンコクのリッツレジデンス=与沢さんのイメージが強いですが本件とは無関係です。

とはいえ、万全のセキュリティもあるし、ストレンジャーは即締め出してくれるので、安全に住むならバンコクのリッツレジデンス最強だね。普通に住むのであれば確かお家賃100万くらいだったかな?

そういったこともあり、タイの住居は日本人が多いエリアは避けて選んでおります。

邦人コミュニティも入らず、必要以上に友達は増やさず、本当に信頼できる人たちとお付き合いするのがベスト。

さらにこの件で考えたのは、発信してるだけでこういった事態が起きるのに、有名人とかもっと大変なんだろうなと。

意識したくないのに、周りを気にしてしまったり、信頼できる相手を見つけること自体もよりしんどそう、、、。

だからお願い関わらないで〜わたしの事はほっといて〜♪

↑泣くなはらちゃんというドラマに出てくる曲の歌詞。

人間関係においてこちらを常に思い出しながら適度な距離感を保ちつつ、必要な時はズバッと関わっていくような付き合い方にしている。

どんな相手であれニュートラルに対応していける自分でありたいものです。