まだロンドンの魔法が解けないゆっきーです🏰🪄
隙あらば次はどの宿に泊まろうか妄想が止まりません・・・。
いかんいかん、その前に旅行記を書かねば。
イギリス到着した翌日、ハッドフィールドハウスへ行ってきました。
中心地から電車や路線バスを乗り継いで1時間でアクセスしやすく日帰りで行けます。
完全にノーマークだったのですが、Googleマップで検索したら素敵だったので突如行くことに。
いきなり結論ですが足を伸ばす価値しかありません。
平日に行ったので観光客はおろかアジア人も全くおらず、現地の人がドライブや犬の散歩がてら来ておりとっても和やかな場所でした。
contents
ハットフィールドハウス(Hatfield House)旅行記
ハットフィールド・ハウスは、中世に建てられた貴族が集まる館。王宮の一部も担っており社交場としても活躍したそうな。
窓から見える馬車道は実際に出入り口として使われている。どこをどう切り取っても景観が美しく、元祖映えとはまさにこのこと!
息を呑むような建築技術・空間デザイン・インテリアコーディネートなどこれぞ一流。全てにおいて本物すぎてレベルの違いが素人目に見ても理解できました。
ハットフィールド・ハウスへのアクセス
最寄りのハッドフィールド駅から徒歩5分ほどで到着します。ちなみに、電車が圧倒的にオススメです。
わたしたちはKentish Town駅から電車に乗りStAlbans駅で路線バスを乗り継いで行きました。
電車やバスに乗車する際は、基本キャッシュレスオンリー。オイスターカードもしくはクレジットカードを直接タップすればOK!
使用可能なクレジットカードですがWifiのようなマークがついてる物になります。
ハットフィールド・ハウスへ向かう道中の話
駅員にバスについて質問すると、「分からんから発着モニターをチェックしてくれい」と言われたので、表示通りのバス停に並ぶことに。
しかし、どしゃぶりの雨の中10分以上待ってもバスが来ない・・・。列に並んでいる優しそうなインド人女性に確認したら合っている。
乗車後もその方はわざわざ近くの席に座ってくれて、「運転手に降りる駅は伝えてある?」と最後まで心配してくれました。
途中でバスの運転手が窓開けて交通整備の人とケンカしてたんだけど、言葉もえらい雑で「💩みたいな仕事で💩みたいな金稼いでろ💩が!!!」ってありえんくらい大声を出しているではないですか。
日本でもタイでもケンカしてる人って殆ど見ないから新鮮でしかない。笑
運転手ブロわりとやばい人なのかと思ったけど、降りる時にお礼言ったら「どういたしまして!ブロ!!!」ってグッドサイン返ってきて切り替えの速さにびっくり。
ハッドフィールド・ハウス到着
バス停の標識すらない路肩で降り歩くこと3分ほどで到着。
観光客で歩いてくる人が珍しい?のかスタッフたちが微笑ましそうに出迎えてくれるなど非常にウェルカムな雰囲気でした。
受付は奥にあるぞ〜トイレやレストランもすぐそこだから〜という具合に聞かなくても親切にあれこれ説明してくれるんですよね。
たくさんの人々から優しさを受け取るので常に気持ちがず〜っとほわほわしてる状態☺️
施設はドックフレンドリーでもふもふ天国!どさくさに紛れてモフりまくりました。
ハットフィールドハウス内
レストランで腹ごしらえしてから入館。入場料はたしか1人6ポンドくらいだったような気がする。
ビデオ撮影は禁止、写真OK。
画像では伝え切れないのですが、細部まで魂のこもった調度品ばかりで歴史が持つ貫禄に押しつぶされそう。
ひんやりと身が引き締まるような重厚な雰囲気が漂っています。
ライブラリースペース。足を踏み入れた途端、鳥肌が立つくらい素敵でした!
数百年経っても丁寧に質感が維持されている皮張りソファー、ヴィンテージ品の香りが充満しています。
紙代わりに羊の皮が使われているため当時は高級品だった本がこれほどまでにびっちり敷き詰められているとは・・・。
生きてて良かったと思わずにはいられない。
五感がスパークして頭がクラクラする。
タイムスリップしたらこんな気分になるのかな?
教会スペース。ステンドグラスは遠目だと綺麗なのですが、近くでみるとわりと残酷でした。
キリストの扱われ方がどいひー。宗教への知見が浅すぎて感想が薄っぺらいことこの上なし。
他にも実際に使われていた甲冑が陳列されていたり、壊れやすいからロンドンからはるばる徒歩で運ばれてきた陶磁器の置物がありました。
清国や南蛮など東洋からの献上品も多く陳列されおり、文化の融合や多様性のルーツを垣間見ることができます。
最後は巨大なキッチンというかもはや炊事場。
セクションで分かれています。
小麦が主食だと練ったり発酵待ちしたりめんどくさそうだな〜米食で良かったな〜キッチン往復するだけで1日1万歩いくのでは!?
というどうしようもない感想しか頭に浮かびませんでした。
個人的にはジャムや発酵品を作るStillルームが興味深かったです。
手入れが行き届いたTHEイングリッシュガーデン!閉館まで時間がなかったので建物近辺の庭だけ散策。
広大な庭というかもはや小さな森?全域を散策するとなれば1時間くらいかかるみたいなので、制覇したい方は午前中に着くように予定組んだ方がいいです。
パブで小休止
ハッドフィールド駅の向かい側にあるパブで寄り道。
ラグビーの試合があったようでまだハッピアワー手前くらいの時間だったのに店内にはお客さんがひしめき合ってました。
こういう文化良きよね〜。
なんかイギリスではAUSワーホリ時代の初心を思い出したくて、アップルサイダーばっかりしつこく飲んでたわ🍎🍻
それにしても随分と遠くまで来れるようになったよなあ。
ハッドフィールドハウスまとめ
歴史的建造物の持つエネルギーは尋常じゃない。価値観をドカンと覆してくれる。そんくらい強力。
過去と現在が交わると不思議な感覚に包まれるのだなと身をもって感じたし、死ぬまでに素敵な場所をもっと訪れ、素晴らしい光景を目に焼き付けようと心に誓った日にもなりました。
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